弊社は戦後復興の象徴的存在である東京オリンピック開催前年の昭和38年、前身となる「柿迫鉄工」として三原市城町に誕生いたしました。その後、翌年に山陽新幹線三原駅の開業を控えた昭和49年、更なる事業の充実と拡大を目指した三原市沼田町への本社工場移転と同時に「第日工業有限会社」へ組織改編し、第2の創業を迎えました。
平成5年には株式会社化すると共に資本金も1,000万円に増額し、組織の安定と信用度の強化に努め、数か所の工場新設を経た後、平成27年には三原市長谷町に全工場を統合する為の本社工場を建設し現在に至っております。
この間、弊社は「創造・信頼・誠実」を一貫して社是として掲げ、お客様にご満足戴き、お客様に選ばれる商品とサービスを提供することが社業発展の唯一の方策であり、同時に最善の社会貢献であると肝に銘じ、全社一丸となって邁進して参りました。
そんな弊社は間も無く前身の「柿迫鉄工」設立から数えて60年目の節目を迎えようとしています。社会情勢や経済環境は創業期と比べて大きく移り変わりました。グローバリズムによる多様性ニーズは企業の存在自体にも柔軟且つ可及的速やかなパラダイムシフトを求めています。
中でもDX(Digital Transformation)への対応は急務であり、弊社といたしましても、これまで以上に変革と挑戦による新たなる企業の価値創造が必要であると考えております。
しかし、そんな時代だからこそ私ども第日工業株式会社は「町工場(まちこうば)」のハングリー精神を決して忘れる事無く、弛まぬ創意工夫と些か泥臭い諦めの悪さでお客様のどんなご要望にもギブアップしないでお応えする「職人集団」であり続けたいと考えております。
つきましては創業以来、弊社をお支え戴き続けたお客様方に改めて衷心より御礼を申し上げますと共に今後共旧に倍するご指導ご鞭撻を賜りたく伏してお願い申し上げます。
令和3年3月吉日
第日工業株式会社
代表取締役社長 柿迫克久
昭和38年 | 三原市城町に「柿迫鉄工」を設立 |
昭和49年 | 本社工場を三原市沼田町に移転「第日工業有限会社」として法人登記 |
平成5年 | 「第日工業株式会社」に法人移行。資本金を1,000万円に増資 |
平成16年 | 本郷工場を取得。大型タンク、大型機器製作工場として稼働 |
平成17年 |
三原市深町に深工場を建設 ステンレス・PVC内作工場として稼働 |
平成27年 | 三原市長谷町に本社工場用地を取得 |
平成28年 |
三原市長谷町に本社工場を建設 大型タンク、大型機器製作工場として稼働 本郷工場、深工場および沼田工場を統合 |